一般的に、タイの治安は良いと言われています。
バンコクを中心に、プーケット、アユタヤ、チェンマイ、チェンライ、シラチャなど、地方都市も含め危険性は少ない印象です。

バンコクの街も綺麗で、人々の身なりもよく、「新興国」のカテゴリにはもう当てはめられない印象です。夜間の雰囲気も悪くなく、よほどことがない限り、女性も一人歩きは問題なさそうです。

ただ、治安の悪いエリアや、そうした場所でのトラブルも耳にすることがあります。

ただ、治安の悪いエリアも存在します。

たとえば、バンコクはクロントゥーイ地区にあるクロントゥーイ・スラム。
この街は貧困層10万人以上といわれる大規模なスラム街で、面白半分に近寄って痛い目を見たということも聞きます。

こうしたスラム街は、タイの各都市の郊外に存在します。急速な経済成長を遂げる国の経済格差を感じずにはいられません。
また、観光客は訪れることはほとんどないと思いますが、タイの深南部（マレーシアとの国境付近）の治安は良くないです。

イスラム過激派のテロも多く、特殊な地域であり、近づくべきではないです。マレー鉄道を使い、陸路でマレーシアに行く旅を楽しむこともできますが、マレーシアに行くのであれば、飛行機を使う方が無難です。

スラム街や危険地帯ではなくとも、軽犯罪やトラブルはあります。例えばタクシー。

ぼったくりタクシーは多く、タイ初心者であると感づくと、適正料金以上を請求してくるケース、トゥクトゥクなどは、とくに観光客狙いの為、悪質な業者も居ます。

また、両替詐欺といって、ストリートで声を掛け、「日本円に両替してくれ」と適正レートでない両替を依頼してくる者も居ます。いずれも、タイ初心と目をつけた人物に近づいてきます。スリも、タイのMTRで被害がよく報告されます。

上述したよう、治安の悪い地域には近づかないことが賢明です。

日本でない国で、犯罪やトラブルに巻き込まれるほど厄介なことはありません。基本的にタイは安全な国ですが、日本ではないということを肝に銘じておくことが大切です。

依頼者様のタイでの安心と安全を守れるよう、トラストジャパンが調査でご対応致します。