今回の調査ターゲットは、40代の会社員男性、ご依頼者様はその奥様です。「主人が頻繁にタイを訪れるが、女性の影を感じるので調査をして欲しい」といったものでした。旦那は以前、日本人駐在員の多いシラチャに単身赴任していたということもあり、今も会社の関係で頻繁にタイに出張しています。

ただ、ご依頼者様は、以前の単身赴任時から怪しい仲になっているタイ人がいるのではないかということを、夫の様子から感じ取っていました。次の渡航は丁度ご相談から3日後ということで、当社も現地支社と連絡を取り合い、早速下準備を開始しました。

3日後、成田空港から旦那を尾行。スワナプーム空港経由でバンコクに到着し、シラチャへ向かうターゲットを追いました。しかし、ターゲットが向かった先は、ご依頼者様に予め伝えてあった会社の寮ではなく、とあるマンションの一室。

そして迎え入れたのはタイ人の女性でした。やはり旦那は浮気をしていたのです。この出張中は毎日このマンションから通勤、帰宅をする旦那。更に張り込みを続けると、衝撃的な事実が判明しました。

このマンションにはタイ人女性とともに女の子が一緒に住んでいました。調査員が独自のルートから戸籍を調べたところ、なんとこの子供は、今回のターゲットである旦那と、浮気相手であるタイ人の女性との間に出来た子供であることが判明しました。

タイでは、例え不貞の間柄に出来てしまった”望まれない子供”であったとしても、中絶は違法行為です。闇ルートで手術を請け負っている業者も居ますが、無免許業者も多く、母体の安全は全く保障出来ません。その為、法に守られたこのような子供が非常に多いという現実があります。

今回の調査の一部始終、タイに浮気相手の女性が居たこと、浮気相手の子供が居たことなど一部始終をご依頼者様にお伝えしました。女の影は感じていても、さすがに隠し子が居るとは思っても居なかったでしょう。

暫くは現実を受け止めることが出来ないといったご様子でした。トラストジャパンスタッフのアフターケアもあり、現在は離婚裁判に向けて弊社が紹介した弁護士と話し合いを進めているご様子です。証拠資料が十分な為、慰謝料を獲得出来ることは間違いないでしょう。