トラストジャパンがタイで調査を行う上でもっともご依頼件数が多い種の案件に、「単身赴任中の旦那がタイ現地に愛人を作っているのではないか」「タイの愛人に会いに亭主が旅行をしている可能性があるので調査をして欲しい」といったものがあります。

タイ人の愛人を囲う日本人男性は少なくありません。その多くがタニヤのカラオケやナナプラザのゴーゴーバーなどで知り合ったホステス達です。売春目的でタイを訪れ、事を済ませた後に深い仲になっていくという事例は減少する兆しが見えません。

「日本人のAさんは5日から15日までタイに来るから、この日はAさんの愛人。Aさんが帰国してからは、駐在員のBさんが一週間旅行に連れてってくれるからBさんの愛人。旅行後は最近LINEで会おう会おうとしつこいCさんと食事でも行ってあげないと…。」
とこんなどこかのドラマのようにひとりで複数の愛人を抱えるタイ人女性も現実に少なくありません。もちろんお小遣いつきで、その代わり、彼女達は身体を差し出します。

ホステスの女性達は、日本人客の気を引くために日本語を必死で勉強します。タニヤやスクンビットには日本語が流暢なタイ人女性も沢山居ます。そして、ずる賢いホステスは、日本人の同情を誘う言葉を先に覚えます

「アタシ、オトウサンビョウキ」
「オカアサントキョウダイニ、オカネヲオクッテイル」

こういった甘い言葉を耳元で囁かれた中高年の日本人男性が気づかぬうちに罠に掛り、月にホステスに何万円も貢いでいる現状が少なくありません。実際に調査をした結論からいえば、本当にお父さんが病気だったり実家に仕送りをしている女性はほぼ居ません。皆、お金が欲しく、高級ブランドのバッグや服を着る為に、夜の街に居るのです。